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犬・猫の殺処分数は、年々減少傾向にはありますが、2020年度は、犬4059匹、猫1万9705匹が殺処分されたと記録にあります。過去最少ですが、毎日65匹が殺されていることなり、大きな社会問題となっています。

保健所や愛護センターには、沢山のワンちゃんやネコちゃんが保護されています。
行き場のない子たちで溢れてしまうと、殺処分という悲しい現実もありますが、「殺処分ゼロ」というスローガンのもと、行政機関や民間団体、個人で保護活動やボランティアをされる方などもいらっしゃいます。

ただ、いたちごっこのように、保護→譲渡→保護→譲渡→保護と繰り返し、終わりがみえません。
さらに、譲渡もすぐに決まるわけではないので、この問題を解決するためには、根本的なところの解決が必要です。

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●入院したから面倒がみれなくなった
●年をとって飼うのが大変
●無駄吠えが多くて困ったから
●犬が病気になった
●引っ越すことになったから
●言うことを聞かないから
●こんなに大きくなるとは思わなかった
●仕事が忙しくなった
●お金がかかるから
●離婚したから
●子どもが生まれたから
​●こんなに増えるとは思わなかった

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子どもを産ませたいと、先の見通しも立っていないのに、むやみに増やしたり、責任を取れないのに、避妊去勢もせずに野良猫に餌を与えたり。

殺処分された猫1万9705匹のうち、子猫は1万3030匹を占めています。
つまり“望まれていないのに、生まれてしまった”子猫たちということです。

殺処分の数を減らすには、地域の野良猫に「不妊去勢手術」を行い、望まれない命・子猫が生まれないようにする必要があるのです。​

殺処分ゼロを目指すためには、保護犬や保護猫が減ることが第一です。
無責任で身勝手な理由で、ペットを山や公園に捨てたり、保健所や愛護センターなどに引き取りをお願いする人もいます。
山などに捨てられた犬や猫は、避妊手術をしていないと、子どもを産み、その子どもたちが野犬、野猫となります。
 

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保護犬の中には、捨てられた犬たちもいます。
その多くはペットショップで購入した犬が捨てられるケースだそうです。

ペットショップで可愛い子犬と出会い、思わず衝動買いをしてしまったが、家に連れて帰ると、言うことを聞かない。おしっこをソファーでしてしまう。吠えてうるさい。とか、まさかこんなにも大きくなるなんて思っていなかった、など。

ちなみに、欧米のペットショップでは生体販売はされていません。

また、ブリーダーから譲り受ける場合は、直接会って話をし、その子が育った環境や親の様子など見ることができるブリーダーさんを選ぶことも大切です。

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現在の日本では、ペットショップは、ホームセンターやショッピングモールなどいたるところに存在しています。
可愛い子犬や子猫を気軽に購入できるペットショップは、商品である動物を安定して供給するために命を大量生産するというシステムのもとに成り立っています

売れ残った動物の処遇や繁殖用の犬猫の飼育環境、安易にペットを購入した結果の飼育放棄など、ペットショップは目を背けたくなるような現実と隣り合わせの存在です。

ペットフード協会による全国犬猫飼育実態調査によれば、ペットをペットショップで購入した人の割合は犬は50.9%、猫は16.0%となっています。

さらに、「愛護団体からの入手検討有無」のデータによると、シェルターの存在を知らなかった人は約半数もいることがわかりました。

これから、私たちにできることは、保護犬や保護猫の存在を活動を通して伝え犬や猫を家族に迎えたいと考えられている方々に「保護犬猫を迎えるという選択」
があることを発信していくことだと思っています。

​いつの日か、保護犬や保護猫を迎えることが当たり前になり、さらには保護犬猫がいなくなる社会になりますように。

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